自転車は健康にいいのか?

2020年2月13日

自転車が本当に健康にいいのか?考えたことはありますか?好きな人は、どんな場合でも乗るのでしょうが、健康のために乗る方もいると思います。私は気になり少し調べてみて、このことを研究し、論文にしている記事を見つけましたので、今回は私自身の解釈で申し明けありませんが書いていきたいと思います。

自転車は健康にいいのか

最近では自転車による運動効果は、健康維持、体重増加の防止、また徒歩よりも心肺機能改善に有効、体力増加、などの報告がされているらしく、私自身もその恩恵を感じてはいます。

ですが、この論文によると欧米での研究が多いらしく実際に欧米と日本の違い、例えば日本は欧米に比べ専用道路が少ないことや、交差点が多いことから一定速度を保った状態での安全走行が困難であるので、欧米の研究とは違いがあるのではないか?という観点から日本の土壌で改めて研究をしたという、大変ありがたい研究なのです。

どんな内容の研究だったの?

体力的に平均的な7人を選んでGPS(緯度、経度、高度、図れる高性能なもの)を付け、約平均スピードは20km/hで走行距離は約6キロ~20キロで10日間、通勤経路・心拍数を測定したみたいです。

研究の結果

さて被験者を10日間自転車に乗り続けた結果どんなことが分かったのでしょうか?

  1. 間欠的に運動強度変化を伴う自転車走行が心肺諸機能に良い影響をもたらしている可能性がある結果がこの研究で分かったみたいです。信号などの一時停止することによりインターバルトレーニングと同じ効果を得ることできたみたいです。交差点は他の記事でお話した通り事故の最も多い場所ですし(事故の予防リンク)喜んで停車しましょう!
  2. さらに、被験者たちの有酸素性作業能力は平均的な日本人のほぼ1.5倍ありました。
  3. また精神面でも、被検者は高い運動強度で自転車走行しているにも関らず,被検者は疲労感よりむしろ爽快感を感じていることが明らかとなりメンタルの部分もかなり良い結果が出て、仕事場での実務や社会性などに良い影響を与えたみたいです。

まとめ

どうでしょうか、研究でも自転車での運動には大変メリットがあることがわかりました。お仕事をされている方なら電車での通勤を自転車に変えることにより通勤しながら健康と心の平和を手に入れるていうのはどうでしょうか?

参考資料

東海地方における自転車通勤者の健康・体力レベルと通勤時の走行実態
西井 匠, 鋤柄 悦子, 阿部 竜二, 高石 鉄雄