鹿島槍ケ岳の2人遭難
最近、鹿島槍ケ岳の2人遭難のニュースはごぞんじでしょうか？
一人の方は滑落事故に合い、その後救助されたらしいのですが。
もう一人の方はまだ(2019年3月27日現在)見つかっていないみたいです。
もう一人の方も無事見つかることを願うばかりです。
この方達が経験豊富な登山家だったかはわかりませんが。
登山をしていると心配なのが今回のような遭難の問題じゃないでしょうか？
毎日新聞によると２０１８年では遭難者数３３０人もいたようです。
私たちはどんな対策をしていれば自分のことを守ることが出来るのか考えてみたいと思います。
自分には事故が起きないと思いますか？
まず、最初に述べたニュースのような、状況、仲間が滑落した場合
はどうすればよいか？
携帯を持っているなら警察に電話します。
圏外の場合は電波のある所に移動か山小屋に向かいます。
この時、二次遭難にならないように落ち着いて行動しましょう。
警察に伝えること。
| 事故の日時 | 緊急連絡先 |
| 事故の場所 | 事故の状況・ケガの状況 |
| 事故者の名前・年齢・血液型 | 仲間の避難場所 |
を伝え救助を待ちましょう。登山計画書を書いておくと、速やかに状況説明ができます。
登山中のケガ
自分や仲間がケガをした時の対処
| 外傷 | 傷の中の異物が残らないように清潔な水で洗浄、滅菌ガーゼなどを当てて伸縮包帯などで固定 |
| 捻挫 | 幹部をシップなどで冷却して安静にし、テーピングなどで固定、歩けるならトレッキングポールや仲間に助けてもらい治療を受けれる場所までいきます。動けない場合は救助を呼びましょう。 |
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低体温症・熱中症
| 低体温症 | 汗にぬれぬれてた衣服を着続けたり、環境により体温が３５℃以下になると低体温症になる可能性があります。低体温症には重症度があり体温により症状が違います。
軽度低体温（35～32℃）中等度低体温（32～28℃）高度低体温（28℃以下） 錯乱・錯覚 昏睡・仮死 ほぼ死亡状態体温が下がるにつれて症状は悪化してい行きます。 体が冷えないように汗などで濡れた服を着替える毛布などで温める暖かい食べ物飲み物を摂るなどの対策は冷える前にするようにしましょう。湯たんぽなどを太い血管などが通っているわきの下などにそれらを当ててゆっくり温めるのも良いです。 ひどい低体温症の場合は（体温33 - 30℃以下）は医療機関へ搬送する手配を第一にします。 |
| 熱中症 | 脱水による体温の上昇で熱中症になります。
症状はめまい、失神、頭痛、吐き気、強い眠気、気分が悪くなる、体温の異常な上昇、異常な発汗、または汗が出なくなるなどがあります。 死亡する場合もあるし、死亡しなくても障害が残ることもあります。 予防するには冷たい飲み物を飲み、木陰などで休む、体に水をかける、直射日光を避けるなどがあります。 こちらも、重症化強い疲労感、頭痛、吐き気、倦怠感、脱力感、大量発汗、頻脈、めまい、下痢の場合は医療機関での治療が必要になる場合があります。 |
登山中道に迷ったら
基本的に来た道を戻ること、下っているなら、下るのをやめます。
素人がそのまま焦って沢に下り余計に迷うことは多いみたいです。
今は携帯のアプリでＧＰＳにより圏外でも場所がわかる地図なども
あるみたいです。登山前に入れておくのはいいかもしれません。
オフライン地図のご紹介
予定どうりいかず日没になってしまった
ヘッドライトなどがあれば夜間歩くことも可能ですが。
かなり視界も狭いので滑落・遭難のリスクもあります。
思い切って早めにビバーク（露営・野宿）を決断すること
を考えてみてもいいかもしれません。
登山の時はビバークに必要な非常食や水，防寒着、ツエルト
などは持ち歩き対策をしておくといいかもしれません。
ツエルトは本格テントではなく快適性はありませんが、
軽く（下の商品は２８０g）携帯性に優れています。
シェルターとしてお使いください。
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まとめ
せっかくのたのしい登山も事故や遭難により、台無しになるかもしれません。
今回書いた記事以外にも気を付けないといけない事もあるかもしれません。
登山に行く前はよく準備し情報を得て事故に備えていくようにしましょう！
今回は登山の事故や遭難について書かせていただきました。
読んでくださりありがとうございました。
