猫の飛び出し大転倒

2020年2月13日

夜、目的地に向けてクロスバイクを走らせていました。通いなれた道、今日も何事もなく普通に一日が終わるものだとおもっていました。

猫の急な飛び出し

車道を走っていると電柱の陰から猫が顔をのぞかせました。距離にしてもう1メートルくらいだったと思います。猫はこちらを見ることなく車道に出てきました。「あぶぶぶ!」(危ないと言いたい)猫が前輪に接触する瞬間、私は自ら自転車から飛び落ちていました。自分の全体重を乗せた自転車を猫にぶつけるのが嫌だったからです。

 

この行動は危険運転の部類に入るかもしれず正しかったとは今思えばわかりません、後ろを走る車に何らかの事故を起こす原因になったかもしれませんし。(この時は後続車はありませんでした)ですが、その時は、あまりに急の出来事で考えてる余裕はなかったのです。

私は空中をどのように舞っているのかわからない状態で、うつ伏せ状態で地面に落下、全身を打ち付けました。痛みや吐き気の中、猫を見ると、慌てて猛スピードで逃げて行くのが見えました。大丈夫そうでした。すぐさま、私も車道から出ないといけない(事故を誘発させてしまうため)と思い、立ち上がろうとしましたが、電気が走るような痛みが左足に走りました。痛みで一瞬動けませんでした。ですが、道路でそうもいってはいられないので、足を引きずりながら自転車とともに歩道に避難しました。

飼い猫の場合は警察に届けます

首輪などをしていると飼い猫である可能性が高く、法律上では猫は飼い主の所有物ということになり事故などを起こした場合そのまま何もせずに行ってしまうと、器物破損や当て逃げの罪に問われる場合があります。(私の場合は首輪は着けていませんでした)ですが、こんな話もあるみたいで、放し飼いの場合(リードなし他)管理人不行き届きで飼い主が問われる場合もあるそうです。

もし動物をケガさせてしまったら
当たり前かもしれませんが、動物病院に連れて行ってあげましょう。その猫にも飼い主がいるかもしれません。ですが、本当にかわいいなら飼い主も外で放し飼いなのもどうかと思いますが・・・
死んでしまった場合は「#9910」
「#9910」に連絡をすることで死骸の回収を行ってもらえるらしいです。こちらは警察ではないです。

 

猫の確認

歩道で20~30分たっても痛みがあまり引かないため、今日は出かけるのをやめて帰宅することにしました。帰る前に、猫が逃げたほうを確認することにしました。もしかしたら、苦しんで倒れているかもしれないと思ったからです。ですが、見える限りの範囲では確認できませんでした。

足はその間もズキズキし帰るのは一苦労でした。帰宅後は腫れた足に氷を当ててひやしましたが。痛みは治まらず、痛みのせいで眠ることもできませんでした。次の日になっても痛みは引かないし足の腫れもむしろ大きくなり脛が大きくなって、パンパンに腫れていました。ですがこの時も2,3日すれば腫れは引いてくるだろうと、痛みに我慢してシップを貼ったりして炎症を抑えつつ生活していました。ですが3日たっても痛みは治まらず睡眠もろくにとれないのでやはり心配になり病院に行くことにしました。

打撲治療

病院でレントゲンを撮り、出た診断結果は、打撲・内出血でした。安心はしましたが。打撲がこんなに痛みが激しく、長期間も痛み続け、腫れ続けるとは初めて知りました。病院で痛み止めとシップを処方されました。痛み止めは強い薬らしく胃が荒れるらしいので一緒に胃薬も処方されました。ですが、ここでも私は、骨が折れてないことに安堵しそのうち治るものだと家にあるシップと痛み止めで過ごすことにしました。これがあまり良い選択ではなかったと今は思います。おとなしく処方された薬を取りに行くようにすればよかったです。

処方された薬、ジクロフェナクとテプレノンカプセル

打撲痛み続け睡眠不足

病院からさらに4日、脛は痛み続け睡眠はケガをしてからまともに取れていませんでした。どんな状態かと言いますと、寝ていると1時間おきにギューっと足の内部の筋肉が締め付けられる感覚がきてさらに痛みが襲ってくるというものでした。たまらず起きて椅子に腰かけていると、マシになっては来るのですが。これでは、安心して眠れないと寝ることに恐怖を覚えてきました。「寝ていて、またあの痛みや感覚が襲ってくるなら起きていたほうがまし」といった感じでした。

ここで初めて市販の薬では効かないのかと思い、処方箋を薬局にとりに行きました。薬は炎症も抑えてくれるらしく効いてきて、飲み始めて1~2日くらいで足の腫れが少し小さくなりました。睡眠も2時間くらいは痛みが来ない感じになりました。これだけでも随分とマシになりました。(単純に時間の経過でよくなったのかもしれませんが)

それでも睡眠不足と痛みまた、かばっているほうの逆の足や腰が痛みだして、良いかわかりませんが、あることを試してみようと思いました。

打撲お風呂でマッサージ

わたしも色々調べて打撲の後は温めてはダメとか言われていることが多く、温めることを避けていましたが。(シャワーで済ませていました)ある期間を過ぎたら温めたほうが良いというのも、聞いていました。友人の空手家も練習中ローキックを打たれて痛めた箇所をお風呂でマッサージすることで、かなり改善したと言っていたので、怖いですが。今の苦しみが早く過ぎ去るならと、試してみることにしました。

ちなみにこの時の私の足の状態は普通に座っているときは痛みがなく、打撲した場所は黄色くなっていました。(紫や赤色はまだ内出血を起こしているので冷やさないといけません、黄色は治りかけているらしいです

マッサージの方法は、打撲した痛むところは避けまわりの筋肉をほぐし、血をよく流れるようにするといった感じでしょうか。自己流です。自己責任でお願いします血をよく流す理由はそうすると自己治癒力を上げるからだそうです。打撲直後は絶対にやらないでください。内出血をしているということは筋肉が傷つきその傷から血があふれている状態なので、この場合は冷やして血を早く止めることが必要になります。あたためると血がよく流れて余計に足が腫れることになります。

 

マッサージ後は、弱い痛みが継続的に感じるようになりましたが、その晩から、睡眠がとれるようになりました。寝ているときの筋肉が締め付けられる痛みがなくなったのです!ですので毎日お風呂つかるようしました。同じような症状でお悩みの方はいらっしゃると思います。私も打撲でこんなに長期間悩んだことは人生でありませんでした。ですので、同じ悩みを持つ方たちが少しでも悩みを減らすことができるように、私の今回の事故から現在までを時系列の表をつくって載せておきます。ご自分の症状と見比べて少しは参考になるとうれしいです。

 

症状 打撲の状態
事故当日 痛みが激しく歩くこともできない、睡眠も痛くてできない。氷で冷やす。 腫れあがり、色は紫
2日目 腫れが前日より大きく、痛みも継続、脛を痛めたのに足首も痛く腫れている。 同上
3日目 同上 同上
4日目 腫れが引かないし眠れなく骨折の心配から整形外科へ、打撲と診断どうせなら早く病院に行っておけばよかったと後悔。安心から、薬をもらわず、自然治癒だけで治そうとする。これも今となればよくなかったと思います。早めに薬をもらい飲んでいれば苦しまなくてもよかったかも。 同上
5日目 無理して仕事へ。 同上
6日目 この日も仕事へ、だけど無理がたたったのか痛みがひどくなる、中途半端に仕事に行き、悪化 同上
7日目 仕事を休み安静、痛みは3日目とあまり変わらない。 腫れのサイズはあまり変わらないが紫色のあざ消える
8日目 同上 同上
9日目 眠れないや腫れ痛みのストレスから薬をもらいに行く、処方箋のもらえる期限が過ぎていたため病院に電話してもらい何とか薬を手に入れる。安静にしないといけないのに無駄な行動をとる。 この辺から打撲の後が黄色っぽくなる、その代わり足首に紫色の血の跡?が出てくる。内出血した血が体の下に溜まるかららしい。
10日目 薬の影響か足の腫れが小さくなる、痛みもマシ。ただ、歩きずらいくらいに、筋肉の硬直を感じる、相変わらず寝ると突然の痛みからおきるが2時間くらいは眠れるようになる。 同上
11日目 眠れない事や筋肉の張りが少しでも良くなればと試しに暖かいお風呂でマッサージをしてみる、私の場合はこれでこの日から6時間は眠れるようになりました。(逆に悪化する場合もございます。慎重に自己責任でお願いします。) 同上
12日目 かなり腫れは引き、仕事に行くことができました。歩くのはまだ普通にいくわけではないし、疲れます。ですが、悪化するような感じではなく回復していってるのがわかります。それよりかばって生活していたことから腰がすごく痛くなりました。ストレッチを毎日やることをお勧めします。 黄色いあざは大きくあるが、腫れは小さくなった。
13日目 徐々に回復しています。歩き方も自然に近くなりましたが。スポーツができるほどではありません。 腫れは元のサイズより少し大きいくらい打撲したところは押すと少し痛むくらい

この表は、同じ症状でどうしたらよいか?先が不安だ、と同じ症状や事故で悩んでいる方の参考や不安解消になればと思い書きました。私もケガ当日から数日はいつ治るのか不安でしたし、仕事もあるから、どうしたらよいか悩みました。私と同じ、症状の方にしか、あてはまらないかもしれませんが。同じ症状の方は参考にしてみてください。上の表を見ているとわかるのですが。不安からジタバタし無駄なことをしていることが多いですね。(笑)今回の私の教訓は、1.ケガしたらすぐ病院に行きちゃんと処方された薬を飲む 2、仕事も大事なのはわかりますが、まとめて休む必要があるなら、完全に良くなるまで休む!私はこれで悪化させました。

病気や怪我で会社を4日以上休む時は傷病手当金

仕事上での業務内でのケガや病気では皆さんもよく知っている、労災の制度はご存知ですよね。ですがプライベートでの事故の場合、労災は適用されません。その場合でも、長期休みを取ることにより、給料の減額されることの不安はありますよね?そんな方に傷病手当という制度をご紹介いたします。会社員が加入している健康保険には「病気やケガで仕事を3日間連続して休んだあとの4日目から」支給されるという制度があるのです。これはありがたい制度ですね。詳しく説明されているMoney LifeHackさんのサイトのリンクです。病気や怪我で会社を4日以上休む時は傷病手当金を忘れずに申請しよう

まとめ

今回の事故は、とても勉強になることが多かったです。同じような状況で苦しんでいる方に少しでも助けになれたらと思い書きました。参考になれば幸いです。読んでくださりありがとうございました。