雪の後の自転車転倒

2020年2月13日

凍っている地面で自転車転倒

関東に住んでるため雪は降れどつもりもしない環境に住んでいるため、雪が降りだすと嬉しくなり積もるのを期待してしまう性格の私は、昨年振り出した雪に大喜びしていました。雪は深夜にかけ降り続き朝には関東では珍しい積雪まで積もりました。雪は膝くらいまで達しており、自分の住んでる町が違う街に変わったかのような不思議な気分になりました。

ですが、交通の乱れや転倒事故、車のスリップ事故なども相次いだらしく雪がもたらしたものは、美しい風景だけではないようで雪の経験値が低い私たちには問題となることもあるみたいです。

雪が積もったら自転車は乗れない

基本的に自転車は雪が積もると乗れません。積もってから、それから数日はほぼ乗れません。なぜなら雪はなかなか溶けてくれず、昼間が気温が上がっても、日陰の雪は山盛りで残り続け、一度溶けだした雪が夜には地面に氷の膜を張り、道路がスケートリンクのようになります。こんな道は怖くて乗れません。特にクロスバイクやロードバイクはスリックタイヤという、表面に溝のないツルツルのタイヤをはいている場合が多く、あからさまに氷の地面とは相性が悪そうで、ある程度雪がなくなっても乗る気にはなれません。ですので、普段から、毎日、自転車を趣味に移動手段にと利用していた私からすればかなり不便に感じていました。ですが、わざわざ危険なことをしたいわけではないので、自転車に乗るのは控えていました。

 

数日たち、徒歩での生活をしているうちに生活圏内の道路が雪は残っていましたが、不便なく歩くことが出来るようになり、「自転車でもゆっくり走れば大丈夫かも」と思えるほど、氷や雪が端っこのみにしかない状態まで溶けていきました。数日自転車に乗れないストレスから自転車に遠出こそできないけど自分の生活圏なら雪がどこがないとかわかっているし乗ってみようと自転車を乗ることにしました。

氷で転倒

その日は自宅から普段通っているスポーツジムまでの2km程度の道のりでした。行きは慎重に行き、道路にもたまに雪が残っていましたが、何とかジムまで行くことが出来ました。周りにも自転車を乗る人がチラホラいて、いつもの日常が戻ってきた感じもうけていました。ジムでの運動を終え帰宅中に問題が起きました。快調に自転車を走らせていると、急に、空気が冷たくなりました。この日は晴れて1月だというのに気温も高く気持ちいい日だったので空気の急な変化は微妙な変化だったかもしれませんが、よく感じることが出来ました。

目の前の道路を見ると雪は端にしかなく自分の走るルートには雪はありませんでした。ですが、よく見ると、雪が解けた後の水が溶けて水たまりのような状態で凍っていました。太陽が当たっているところは雪も氷も解けだしましたが、日が傾き影の位置が変わったことによる気温の変化で一度溶けた雪が水になり氷になっていたのです

もうブレーキをかけるのは遅い位置まで来ており、下手にブレーキをかけるとバランスをくずして転倒してしまうと思い、一切ハンドルをブレさせないで真っすぐ安定させその氷の上を通過することを私は選択しました。その時は、その方法しか思いつくことが出来なかったのです。いざ氷の上を通過すると・・・

 

大転倒!

自分は真横に倒れ自転車は二車線の道路の真ん中まで吹っ飛んでいきました。自転車に付いていた部品などが吹っ飛んでいくのが見えました。また、自分は手を先に地面に着けてしまい手のひらと腕の関節を痛めました。痛いしさすがビックリしていると後ろから車の急ブレーキ音、1メートル後ろに車が停車していました。

私はすぐに立ち上がり痛めた膝をかばいながら、吹っ飛んだ自転車と部品を拾い上げ、車に会釈をして道路の端に退散しました。その中で見ていたギャラリーの中からおばあさんがでてきて「大丈夫?ケガはない?こんな日に自転車に乗ってはダメよ、後ろの車の人たちも驚いていたわよ

そうこれが言いたかったことです。私の油断と未熟さ故の事故ですが、言わせてください。最初にも言いましたが私たちの生活環境の人間は雪になれておらず、どんなことが起きるのかを想像しにくいと思うのです。ですので、自分の経験値が頼りにならない状況下では必要以上に慎重に行動することが自分を守ることになると思うのです。こんな慣れない環境で自転車を乗るのは避けるのが無難です。

まとめ

今回は自分の未熟さ故の事故なのはわかっています。ですが今回の出来事が皆さんにとって参考になるなら幸いと思い記事にさせていただきました。読んでいただきありがとうございました。

転倒その1は・・・事故は損!